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DF 6 板倉 滉 Ko ITAKURA

1997年1月27日生まれ 186cm / 75kg 神奈川県出身
高木FC→さぎぬまSC→あざみ野FC→川崎フロンターレU-12→川崎フロンターレU-13→川崎フロンターレU-15→川崎フロンターレU-18(2014年/トップチーム登録(2種))→川崎フロンターレ→ベガルタ仙台(2018年加入)

レギュラーつかみ充実の1年。
東京五輪出場目指し日々成長。

 今シーズン、川崎Fから期限付き移籍加入したDF板倉滉。シーズン前半の負傷やアジア大会出場による欠場もあったが、ほぼ1年間、主に3バックの左のポジションで試合に出場し続けることができた。昨シーズン、リーグ戦5試合の出場に止まったことを考えれば、充実の1年と言えるだろう。

 板倉の持ち味は体格を生かした高さ勝負やフィジカルの強さだけではない。積極的に攻撃に関わり、起点となるパス出しだけではなく、時には相手陣内深くまで上がって行ってシュートも狙える。また、逆サイドへ正確なロングパスを出せるのも嬉しい。今シーズンの仙台で何度も見られたのは、板倉の位置から右ウイングバックの蜂須賀孝治への正確なサイドチェンジのロングパス。これによって蜂須賀の攻撃力を存分に生かすことができた。

 U-21日本代表ではキャプテンマークを巻いて、チームを牽引。3バックの真ん中のポジションでも仙台での学びを生かし、左右へ攻撃の起点となるパスを出すなど、攻撃の起点となれるセンターバックとして存在感をいかんなく発揮した。学年としては1つ下で今シーズン、同じU-21日本代表に選出された椎橋慧也とも仲が良く、共に東京五輪に出場しようと、日々成長を見せてきた。

 昨シーズン、川崎FではJ1リーグ優勝を果たしたが、今度はぜひ主力選手として天皇杯優勝を果たしたい。充実の1年を締めくくるに相応しいタイトルを獲得するためには、板倉の攻守での活躍が欠かせない。