MF 17 工藤 蒼生 Aoi KUDO
2000年5月31日生まれ 166cm/66kg 宮城県出身
北六スポーツ少年団→ベガルタ仙台ジュニア→ベガルタ仙台ジュニアユース→ベガルタ仙台ユース→阪南大→ベガルタ仙台(2023年加入)
仙台アカデミー生え抜きの選手として、プロ2年目の今シーズンに、MF17工藤蒼生は背番号を17へ変更した。自ら「ボールを強奪する」と表現する強みは、かつてその番号をつけていた富田晋伍現仙台クラブコミュニケーターも持っていたもの。憧れていた背中を追いかけ、そして越える道の途上で、工藤は自身の持ち味をさらに磨いている。
2024シーズンは開幕戦で先発の座をつかみ、攻守とも前へ突き進むチームのコンセプトを中盤で表現してきた。途中、大けがで離脱した後になかなか出場時間を延ばせない時期があったが、工藤は持ち前の守備能力に加え、「ボールを持ったら前を向いて味方につける」という攻撃面での能力も上げるべく練習に取り組んだ。そして先発に復帰した第35節・横浜FC戦で、シュートブロックやボール奪取といった守備の持ち味はもちろん、攻撃でもスペースを突くパスを披露。さらにプロ初ゴールで勝利を決定づけた。仙台の新たな背番号17は、チームを勝利に近づける選手へ成長している。