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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

ホーム最終戦。意地と進歩と力強さを、プレーで表現。
そして勝利を!

 長い明治安田生命J2リーグ戦も、残り2試合。この第41節は、ベガルタ仙台にとって2022シーズン最後のホームゲームだ。前節までの結果によって今季の6位以下が確定したため、J1参入プレーオフ進出を果たしてもユアテックスタジアム仙台では試合ができない。だからこそ、この場所で勝って、そして勝ち続けて、その先に行くために、ホーム最終戦を白星で飾りたい。

 今節の相手は熊本。昨季にJ3で優勝して昇格し、久しぶりの舞台となった今季のJ2で快進撃を続けている。前節は群馬に5-1で大勝し、既にプレーオフ出場権を獲得。勢いをつけて、この仙台に乗りこんでくる。

 熊本は中盤が菱形の3-4-3を採用。中盤の底にいるMF6河原創を中心としてテンポ良くボールを動かし、DF3イヨハ理ヘンリーら最終ラインも積極的に押し上げながらパスワークに関わる。狭いエリアでのパスワークで相手を引きつけたところで、サイドの空きスペースにダイナミックなパスを展開。そこからのドリブルやクロスでゴールを狙う。MF14竹本雄飛やMF16坂本亘基の配給する鋭いクロスに合わせる攻撃には特に注意したい。フィニッシャーのFW9髙橋利樹はここまで13ゴールを決めており、仕上げ役としてもおとり役としても力を発揮する。

 アグレッシブな熊本の攻撃には鋭い勢いがあるが、仙台はそれに押しこまれることなく、逆に相手を押し返し、押し切りたい。3連敗している最近の試合では、守備から攻撃への切り替え時点で相手のプレッシャーに引っかかる場面が多かった。だが、この1週間の準備で、それまでできていた攻撃に人数をかける陣形への変化を取り戻したい。最終ラインから最前線まで走れるDF25真瀬拓海や、守備から攻撃への切り替え役を果たすFW44中島元彦やMF6レアンドロデサバトの働きが重要になる。そしてフィニッシュでは、チームトップの14ゴールを挙げているFW9中山仁斗、10ゴールのFW42富樫敬真が決定機に関われるポジションを取れるように、多くの選手を相手ペナルティーエリア内に送りこみたいところ。攻守の出足や、ボールを持ったときのファーストプレー、そういった一つひとつの要素に、意地と、進歩と、力強さを表したい。そうすれば、きっと結果はついてくる。その背中を仙台サポーターも全力で押す。2022年のホームゲームを締めくくる勝利を、ベガルタ仙台に関わる全員でつかみ取ろう!