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DF 31 照山 颯人 Hayato TERUYAMA

2000年8月28日生まれ 182cm/70kg 千葉県出身
柏レイソルA.A.TOR’82→柏レイソルU-15→成立学園高校→ベガルタ仙台(2019年加入)

早くもデビューの高卒新人。
キック精度の高さが大きな武器。

 今シーズン、東京の成立学園高から加入し、JリーグYBCルヴァンカップ2試合に先発出場を果たした照山颯人。ここまで2試合、高卒ルーキーとは思えない程の安定感を見せており、明治安田生命J1リーグへの出場も期待を抱かせる今後の注目株だ。

 ホームのユアテックスタジアム仙台でのデビュー戦となったFC東京戦では3バックの右で出場。前半、道渕諒平とのパス交換から一気にゴール前まで抜け出しシュートする場面があった。「ループシュートを打つか、流し込むかで迷ってしまったのですが、決めたかったですね」と物怖じせずに言ってのける照山の新人らしからぬ度胸に、サポーターからも大きな声援が送られた。「大勢のサポーターの前でプレーでき、勇気をもらえました」と仙台サポーターの応援に対し感謝の言葉を口にした。

 守備でも概ね安定したプレーを見せていて、渡邉晋監督も「十分合格点」と語る。ただ、鳥栖戦もFC東京戦も足がつってしまっての途中交代。「90分間出場するのがベストなのですが、足をつることが多いので、体づくりはこれからの課題です」と照山自身も認識している。

 最大の特長は「自分の特長はロングフィードやビルドアップ」と語る通り、キック精度の高さだ。柏U-15では中盤やサイドもこなしていたとのことで、パス、ロングフィードの精度が高い。仙台のサッカーはDFラインから良いパスを出せることが重要。

 今後、攻守で成長を見せ、まずはルヴァンカップで結果を出し、リーグ戦も出場を狙う。