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　鳥栖の支柱といえる、高橋義希。中盤で攻守両面においてチームを支えるこの背番号14は、2シーズン仙台に在籍していたこともあり、仙台サポーターにとってもお馴染みの選手だろう。

　2004年、松商学園高校から当時J2だった鳥栖に加入し、Jリーガーとなる。この年からJ2リーグ戦27試合に出場するなどして、主力としての地位を獲得。2010年には仙台に加わって、J1昇格初年度や、4位と躍進した2011年のチームで経験を積んだ。2012年に鳥栖に復帰すると、今度は鳥栖のJ1昇格に貢献。今に至るまで、チームの顔としての活躍を続ける。

　主にボランチでプレーし、ミドルパスやロングパスで攻撃の道筋を切り開く。また、強烈なキック力を生かしたミドルシュートも大きな武器だ。何より、90分間広範囲を全力で駆け回れる運動量が、高橋の長所。チームが苦しいときこそ汗をかけるこのMFは、今回の対戦でも要注意人物だ。