（JリーグYBC）ルヴァンカップで先発したここまでは、第2節・横浜FM戦のときは退場者を出して10人になっていつもと違う戦い方をしなければいけなかったけれども、第1節・新潟戦の時は試合前のイメージよりもよくできたところもありましたし、「もっとできた」と思えることも多かったですね。先発でも、途中から出場したときでも、攻撃に勢いをもたらせるような存在になりたいと思っています。そして、やはりFWなので、ゴールという結果をもっと意識しなければいけません。ここまででアシストはできたけれども、ゴールはまだですから。

　これから公式戦が詰まった日程の中でも出場できるところはしたいし、3月31日のJ1第5節・長崎戦からの15試合全部に出るように言われても大丈夫なように準備しています。新人ですし、体力には自信がありますから。出場時間は長くなってきているし、その中でイメージ通りにプレーができることも増えてきました。だからこそ、結果を出すことが大事です。

　（3月23日が19歳の誕生日）18歳でプロ入りしてからの一年間、プロとして生活できる喜びも、プロとして生き残る厳しさも実感してきました。毎日、自分自身の課題と向き合っています。

　チームとともに練習や試合を重ねることで、少しずつ良くなっている部分もありますが、まだまだGKからのパスひとつ取ってみてもミスが多くて、ポゼッションの練習でフィールドプレーヤーに混ざったときも、ついていくのが精一杯という感じです。でも、その中でも、視野が広くなってきたことなど、成長を少しずつ実感してきたところもあります。

　去年は自分の実力とか成長とかよりも、チーム内でけが人が相次いだことでベンチに入る機会を得た感じでした。でも、もっと成長して、実力でベンチ入りを勝ち取って、チームに貢献できるようになりたいと思っています。