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　仙台でもお馴染みの選手だ。ブラジル出身ながら、プロ選手としては長くウクライナでプレーした経歴を持つ。ヴォリン・ルーツィクでは6年間主力として活躍し、2014年途中から仙台に移ってJリーガーとなった。

　ウクライナ時代は右サイドの攻撃的MFを務め、サイドから中央に切れ込むプレーを得意としてきた。しかし仙台ではFWにコンバートされてフィットし、プレーの幅を広げた。体の強さを生かしたキープ力や、左足からの鋭いクロスやシュートが光る。FWになってからはヘディングも得意になり、16年にはリーグ戦で10得点を記録。自身としても仙台の選手としても初めて、J1の場でハットトリックを記録した。

　ハモン・ロペスは2017年から柏でプレーし、現在はサイドでボールを落ち着けて攻撃を引っ張っている。もちろん、あの強烈な左足のシュートも健在だ。今は対戦相手となったこの選手を、仙台はしっかり押さえたい。