2019明治安田生命J1 第20節 セレッソ大阪 2019年07月20日 (土) 19:03 キックオフ ヤンマースタジアム長居
0 前半 0
0 後半 0
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
スターティングメンバー
GK | 21 | キム ジンヒョン |
DF | 2 | 松田 陸 |
DF | 14 | 丸橋 祐介 |
DF | 15 | 瀬古 歩夢 |
DF | 22 | マテイ ヨニッチ |
MF | 3 | 木本 恭生 |
MF | 5 | 藤田 直之 |
MF | 7 | 水沼 宏太 |
MF | 10 | 清武 弘嗣 |
FW | 20 | ブルーノ メンデス |
FW | 25 | 奥埜 博亮 |
控え
GK | 1 | 圍 謙太朗 |
DF | 16 | 片山 瑛一 |
DF | 23 | 山下 達也 |
MF | 6 | レアンドロ デサバト |
MF | 32 | 田中 亜土夢 |
FW | 13 | 高木 俊幸 |
FW | 34 | 山田 寛人 |
スターティングメンバー
GK | 24 | ヤクブ スウォビィク |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 |
DF | 23 | シマオ マテ |
DF | 13 | 平岡 康裕 |
DF | 2 | 永戸 勝也 |
MF | 17 | 富田 晋伍 |
MF | 8 | 松下 佳貴 |
MF | 18 | 道渕 諒平 |
MF | 7 | 関口 訓充 |
FW | 11 | 石原 直樹 |
FW | 9 | ハモン ロペス |
控え
GK | 22 | 川浪 吾郎 |
DF | 39 | 金 正也 |
MF | 3 | 飯尾 竜太朗 |
MF | 5 | 椎橋 慧也 |
MF | 6 | 兵藤 慎剛 |
MF | 14 | 石原 崇兆 |
FW | 29 | ジオゴ アコスタ |
DATA
○入場者数/15,574人
○天候/曇、弱風 ○気温/28.8℃ ○湿度/73%
○ピッチ/不良、水含み ○時間/90分
○主審/笠原寛貴 ○副審/馬場規 今岡洋二
COACH INTERVIEW監督記者会見
仙台ではなかなか味わえないような蒸し暑さで、やっている選手ももちろんなのですけれども、スタジアムで応援してくれるサポーターも相当暑かったんじゃないかと思います。その中で、最後の最後まで声援を送ってくれたことに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
まず、前節の反省を受けて、しっかりと守備のところで締まったものにしたい、ということがあったので、この1週間はそういうトレーニングをしてきました。だからといって自陣に閉じこもるだけではなくて、守備の優先順位というものと考えてそれを実行しよう、というところで、準備と今日の送り出しとをやりました。
C大阪さんのゴールキックを我々がどれくらい引っかけられるか、そこがひとつのポイントになるかなと思いました。前半にふたつ、相手陣内で実際に引っかけた。後半もいくつか引っかけて、我々がフィニッシュまでいけなかったのですけれども、意図してしっかりと前に行けたというところは、選手がしっかりと戦術を遂行してくれたおかげだと思います。
チャンスをしとめていればもしかしたら勝点3を取れていたのかもしれないし、それでもしっかり粘り強く開幕戦以来の勝点1を取れたことと、両方をしっかりまた反省分析して、残りのゲームにつなげていきたいと思います。
■(明治安田J1リーグ戦での)アウェイでの引き分けは今季初めてということで、4戦負けなしと好調な相手にこういうかたちで勝点1を粘り強く取れた意義をどうとらえていますか。
今、ロッカールームでも言いました。「これはものすごく大きな勝点1だ」と。もちろん、先程申し上げたように、いろいろな反省をすれば、ピッチ状態もありましたけれども、もっともっと自分たちが前進できたよねとか、相手陣内でボールを動かせたよねとか、決定機でしとめられたよねとか、そういう反省はあるのですけれども、それでも本当に、この過酷な条件の中で好調なC大阪さんを相手に勝点1を取れたというのは、ものすごく大きいと思います。
「ここからチームをまた前進、加速させよう」という話をしたのですけれども、大きな前進にはならないかもしれませんけれども、ちょっとこの2連敗で止まりかけていた我々の車輪が少し前進するようなものを示せたのかなと思います。1度前に前進させられれば、そこからもっと自分たちのパワーであとは押し進めるだけなので、これからもそういうものを表現できるようなきっかけになれる勝点1だったのかなと思います。
■監督から見て、ヤクブ・スウォビィク選手の今日のプレーはいかがでしたか。
後半に彼のビッグセーブがひとつあって、それで我々に勝点1をもたらしてくれたと思っています。もともと実績のある選手ですから、(仙台加入後の)公式戦が初めてという不安は、もちろんゼロではなかったのですけれども、これくらいやってくれるゴールキーパーだということは、もともと私の中での認識はしていました。
あとは、何より彼の人間性が素晴らしくて、日本語もしっかり覚えていますし、選手の名前も覚えていますし、そういった中で、後ろから鼓舞するコーチングも見られたので、そういうところはこれからもっと高まっていく期待感もありますし、間違いなく我々の力にこれからなってくれるだろうと思いました。
■ゴールキックへの守備のところで、後半に富田選手と松下選手のボランチが高いところで横に並ぶことが見られましたが、リスクがありながらもはまったという印象がありました。監督から見ていかがでしょうか。
後半に限ってそうしていたのではなく、前半も同じかたちです。それをリスキーと思って自分たちが引いてしまえば彼らは気持ちよく前進してくる。でも我々はそれを前で引っかけることができれば、前半のように1度ハモン(ロペス)がフィニッシュまでいったし、後半も富田が奪ってすぐに、ど真ん中の石原直樹にスルーパスを通しさえすれば、おそらく石原直はゴールキーパーと1対1になれた。
鹿島戦で少し腰が引けた試合の入り方をしてしまったので、そういうことは避けたかったですし、「仮に10回C大阪さんのゴールキックがあるとしたら、半分の5回取れ。それをやるだけで、我々には大きな利益がもたらされる」という話をしました。それをリスクと考えるのかチャンスと考えるかは捉え方次第なので、我々にとっては、ポイントに掲げた以上は、十分にチャンスだったと捉えていいと思います。
■ジオゴ・アコスタ選手は(14日の)練習試合で見たときより、中よりサイドに流れるプレーも今日は多かったのですが、それは監督の指示でしょうか。
そもそも、練習試合で山形さんとやったときは、2トップのパートナーが兵藤で、なおかつ山形さんのシステムが3バックでした。そういう相手に対して、相方の兵藤との関係性と、3バックとのマッチングを考えた時に、ジオゴにはあのゲームに関しては「真ん中にいてくれ」という話を私からしました。3バックの中央のセンターバックと駆け引きをして、隣のセンターバックを釣り出すことができれば、兵藤はフリーになるし、逆に隣のセンターバックが食いついてくれば1対1になると。そういうことをタスクとして彼に授けたので、それをやった結果が、この前の山形戦でした。
もともと、今日みたいにサイドに流れるのは、好きだし、得意です。それがあったから我々も獲得したという経緯があるので、むしろ今日のプレーの方が、彼の特長というか、良さが、短い時間でしたが表現できたプレーだったのかなと思います。