第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 ザスパクサツ群馬
第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 ザスパクサツ群馬
2018年6月6日(水)19:00 キックオフ ユアテックスタジアム仙台
入場者数 | 2,685人 | 天候 | 晴、無風 | 気温 | 21.7℃ |
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湿度 | 82% | ピッチ | 全面良芝、乾燥 | 時間 | 90分 |
主審 | 西村 雄一 | 副審 | 岡野 宇広 / 辛島 宗烈 |
ベガルタ仙台 | 4 | 1 前半 0 3 後半 0 |
0 | ザスパクサツ群馬 |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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GK | 22 | 川浪 吾郎 | 先発 | 松原 修平 | 21 | GK |
DF | 25 | 菅井 直樹 | 一柳 夢吾 | 19 | DF | |
DF | 27 | 大岩 一貴 | 川岸 祐輔 | 3 | DF | |
DF | 39 | 金 正也 | 坪内 秀介 | 4 | DF | |
MF | 17 | 富田 晋伍 | 中村 俊貴 | 15 | MF | |
MF | 10 | 梁 勇基 | 松下 裕樹 | 30 | MF | |
MF | 29 | 古林 将太 | 吉田 直矢 | 14 | MF | |
MF | 2 | 永戸 勝也 | 舩津 徹也 | 2 | MF | |
FW | 16 | 野津田 岳人 | 岡庭 裕貴 | 11 | FW | |
FW | 30 | 西村 拓真 | 高橋 駿太 | 7 | FW | |
FW | 19 | ジャーメイン 良 | 大久保 哲哉 | 39 | FW | |
GK | 21 | 関 憲太郎 | 控え | 常澤 聡 | 1 | GK |
DF | 4 | 蜂須賀 孝治 | 阿部 巧 | 5 | DF | |
DF | 13 | 平岡 康裕 | 藤原 雅斗 | 22 | DF | |
MF | 7 | 奥埜 博亮 | 鈴木 崇文 | 17 | MF | |
MF | 23 | 中野 嘉大 | 出岡 大輝 | 26 | MF | |
FW | 11 | 石原 直樹 | 小林 竜樹 | 6 | MF | |
FW | 20 | 阿部 拓馬 | 小牟田 洋佑 | 18 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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16 野津田 岳人 | 34分[得点] | |
HT[交代] | 14 吉田 直矢 → 22 藤原 雅斗 | |
64分[交代] | 2 舩津 徹也 → 5 阿部 巧 | |
30 西村 拓真 | 65分[得点] | |
10 梁 勇基 → 23 中野 嘉大 | 65分[交代] | |
72分[交代] | 39 大久保 哲哉 → 18 小牟田 洋佑 | |
30 西村 拓真 | 77分[得点] | |
16 野津田 岳人 → 7 奥埜 博亮 | 78分[交代] | |
30 西村 拓真 | 82分[得点] | |
39 金 正也 → 4 蜂須賀 孝治 | 84分[交代] |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
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10 | 9 | 19 | シュート | 7 | 2 | 5 |
2 | 7 | 9 | CK | 1 | 0 | 1 |
8 | 8 | 16 | FK | 8 | 4 | 4 |
1 | 1 | 2 | オフサイド | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
お疲れさまでした。平日のナイトゲームで、大勢のサポーターに集まっていただきました。本当にありがとうございます。今の感想は、天皇杯の我々にとっての初戦、非常に難しいシチュエーションで勝てたということに対してホッとしている部分と、土曜日に大きなゲームが待っている、そこに対しての準備をすかさずしなければいけないという部分と、両方の感情が入り交じっています。
何とか、週末の土曜日に、もう一度サポーターの、もっともっと大きなエネルギーをもらって、今日のこの4-0というゲームを、相手は違いますけれども、何とか同じ場所で再現してみせたいと思います。
■前半から野津田選手の動きが攻守ともに際立っていたと思います。評価をお願いします。
あれくらいやれる選手ではないですか。別に私にとっては、今日が特別良かったとか、特別際立っていたとかは、思わなかったです。あれくらいやれる選手だと思いましたし、ポテンシャルはあると思います。前半はそれでも、嫌な取られ方はガク(野津田)のところでもひとつふたつあったので、そこはおそらく、土曜日のゲームでは見逃してくれないと思います。そういうことを考えれば、これくらいで満足してもらいたくないですし、私も満足させたくないです。もっともっとやれる選手だと思います。
もちろんあのゴールは素晴らしいものだったと思いますけれども、これに満足することなくやってほしいと思います。あんなもんじゃないんじゃないですか。あれぐらいやれます。あいつは。
■準備期間内で相手のいろいろなかたちを想定してきて、実際にあのようなかたちで来られたときの、選手たちの対応能力はどう見ましたか。
正直、前半は、立ち上がりの(西村)拓真のシュートが入っていれば、もう少し違った展開で進められたと思っています。ただし、正直、ボールの動かし方とかスムーズさは欠けていたと思います。そして、群馬さんの狙いがこの間の平塚での湘南さんとのゲームと似ているようなところも見受けられたので、ではそれに対してどうしよう、というのは、おっしゃったようにこの短い時間の中で、いろいろとトレーニングの中でもチャレンジしていた部分だったので、そういうものを踏まえると、もう少しやはりスムーズに、あるいはスピーディーにボールを運びたかったですし、相手の背後を突きたかったなというのが正直な感想です。そういう部分では、対応力という部分に関して言うと、やはり我々はスコアを動かして、相手が少しパワーダウンしたところから、我々がやれることが増えたという感覚が私としてはあるので、もっと早い段階で対応力を見せることができれば、我々もまた一つ成長したなと言えると思います。
そういう意味では、満足な部分よりは、もっとやれるな、という部分の方が多いと思います。
■前半はクロスにあまり可能性を感じないものもあったのが気になったのですが、後半にそういうことが減って、中央で裏に抜けだすような崩し方が増えてチャンスも作れたように感じたのですが、ハーフタイムに具体的な指示はあったのでしょうか。
まずは、我々が相手の最終ラインをどうやって破ろうかということを、右サイドと左サイドで分けて整理をしました。相手のウイングバックと我々のウイングバックが対峙している状況がずっと続いていて、それをどうやってグループで剥がそうか、という狙いを、選手たちには伝えて、右サイドはこう、左サイドはこう、ということを一つのアイディアとして授けていました。
では実際にうまくいったかというと、正直あまりうまくいっていないのですけれども、でもそこが多分整理できたからこそ、2トップの動き出しも見逃さずに、そこにパスを供給できた、あるいはそこのセカンドボールを前向きに拾うことができたので、そういうものは必然的にあったのかなと思います。
ただし、これも先程に申し上げたように、群馬さんがもっと元気なときに、自分たちが能動的にそういうものをやっていければ良かったのですけれども、やはり点差が開いたり、疲労の面があったりというところで、相手も少し落ちてきたところで畳みかけた状況でした。
もちろん、それはそれでいいのですけれども、願わくばもっともっと、お互いがフレッシュなときにそういうものがやれるようになると、我々としてはもっと意図的に崩すシーンはもっと増やせるのかなと思います。
■次につながったということで、天皇杯でのこの先の戦いについて、一言お願いします。
どういう勝ち方でもいいから、まずは次のラウンドに進む権利を得ないとやはりトーナメントは先に進めませんので、そういう意味では、今日のスコアはべつにして、我々がここでしっかり相手を叩いて、次のラウンドに進めたという事実は良かったと思いますし、何より、ホッとしています。ここ数年はサポーターにも悔しい思い、残念な思いをさせてしまったので、そういうものを今年に限って言えば少し払拭できたということについては、少し嬉しく思います。
ただし、やはりまだまだ先も長いですし、今年は天皇杯という大会においても明確な目標を掲げているので、ぜひそこに辿り着けるように、また次の天皇杯のゲームが訪れた時には気持ちを新たにして、次のラウンドに進めるように気を引き締めて戦っていこうと思います。