2015 Jリーグヤマザキナビスコカップ 第7節 川崎フロンターレ
<総括>
お疲れさまでした。まずは平日のナイトゲームで、川崎にたくさんのサポーターに集まっていただいたことに、心から感謝を申し上げます。アウェイですけれども、勝点3をサポーターと一緒に喜び合いたかったな、というのが今の感想です。
今日のゲームは「チャレンジだ」と。一つは、消化試合にしないためのチャレンジ。予選突破を狙う川崎に対するチャレンジ。そして、我々自身、個人、自分達自身に対するチャレンジ、という三つのチャレンジを掲げて臨みました。攻守において狙いを持って非常にいいゲームをしてくれたと思っています。
ただし、細かいところのクオリティー、最後の精度といったところで、やはり勝点3をたぐり寄せられるゲームだったと思っていますので、そのあたりをまた日々のトレーニングから精進して、次こそは勝点3を取れるように精進していきたいと思っています。
■今日はどの選手も精力的に走り回りましたが、特にJリーグヤマザキナビスコカップの前節(・山形戦)で悔しい思いをした右サイドの選手たちが頑張って、蜂須賀選手は点も取りました。彼らの評価をお願いします。
彼ら二人だけでなく、ゲームに関わったすべての人間がフルパワーを出してくれたと思っています。
蜂須賀と茂木については、ナビスコカップの前節のハーフタイムに交代、という悔しい思いをしましたし、そこからちょうど一週間後に今日のようなパフォーマンスができるというところで、彼ら二人とはこの一週間にいろいろな話をして、映像を見て、「自分自身でも振り返ってみてはどうか」、という話もしてきました。
その中でやはり一番はメンタルの部分で、「ミスを恐れるな」、と。ミスを一つしたところで、下を向かずに次にまた挽回するようなプレーをしましょうというような話をしてきたのですけれども、まさに今日はそのようなメンタリティーで90分間突き進んでくれたのではないかと思っています。
冒頭に申し上げたとおり、細かい質の部分ではまだまだ改善の余地はあると思いますけれども、まずは戦う土俵にもう一度彼らは戻ってきてくれたということで、またチームの総合力を高めることができるのではないかと思います。