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試合日程/結果

2014 J1 第23節 アルビレックス新潟

<渡邉晋監督記者会見>

<総括>
 お疲れ様でした。まずは夜の新潟に大勢のサポーターに来ていただきました。そこに感謝申し上げます。ありがとうございました。
 ゲームの方ですが、この二週間が空いたところで、システムの変更も含めていろいろ準備をしてきました。それを実際に試そう、というゲームになったと思います。入りは4-3-3でいったなかで、守備のところのバランスは非常に良かったと思います。アンカーで富田がバイタルをしっかり消しながら、相手のダブルボランチに対してインサイドハーフがプレッシャーをかけるといったところを繰り返して、我々が取った球をもう一度取られてのミスからのピンチというものはありましたけれども、基本的には大きな崩れはなかったと思います。
 後半は取ったボールのつけどころ、あとは1トップの赤嶺に対するサポートといったところをハーフタイムに修正し、話をして後半にのぞんだのですけれども、ピッチ状態が悪くなったところでもう少し私の方で割り切りを早くし、もっと早く渡辺広大を入れるなり、前の人数を少し増やしたなかで、大味になっても長いボールを入れて、セカンドボールを拾ってというかたちに、もっと早い段階で私の方で判断できればというのが反省点でした。
 ただし、本当に今日は選手が本当にタフに、ハードに、魂を込めて戦ってくれたので、それは今後の11試合につながってくると思います。

■今日は、下(の順位)にいる甲府、C大阪、名古屋もすべて勝ちました。降格圏がすぐ真下に見えるようになり、かなり苦しい状況になりましたが、その点に関してはいかがでしょうか。
 他チームの結果は今に初めて聞いたので、ほかとの比較というよりは、まずは自分たちが、当然リーグ戦で三連敗していればそういったところに巻き込まれる可能性も当然出てきますし、ほかがどうこう、というよりは、我々が招いた状況だと思っています。
 ただし、だからといって、下との勝負どうこうというよりは、まず一つひとつの戦いを我々はやっていくしかないと思いますし、戦う以上はひとつでも多くの勝利を重ねて、ひとつでも順位を上げて、といったようなことで進んでいきたいと思っていますので、まだ残り11試合ありますし、もちろん油断は一切していませんが、前を向いて、上を向いて進んでいきたいと思います。

■今回は4-3-3でのぞみましたが、そのねらいはどういったところでしょうか。
 まずは相手のキープレーヤーであるダブルボランチ、特にレオ・シルバ選手へのプレッシャーをかけたいというねらいが一番の理由です。4-4-2のマッチアップをした中でも当然できるのですが、それをやったことによってバイタルを空けてしまうのは少し私の中では危惧していた部分なので、相手のダブルボランチにいきつつも、常にバイタルエリアはしっかりアンカーを置いて管理できるような状況を多く作り出すためのシステム変更でした。
 当然、攻撃の部分でも4-3-3はその立ち位置の時点でバランスが良いので、もっともっとボールを動かせるような状況を作り出せるシーンがあったと思いますが、そのへんがもう少しできれば、攻撃でももっと主導権を握れるようになると思います。