VEGALTA SENDAI Official Website BACKNUMBER

試合日程/結果

2014 J1 第2節 鹿島アントラーズ

グラハム アーノルド監督記者会見
 現実にこのように負けてしまったということで、非常にがっかりしています。2点目のゴールは別とします。(1点を)追いかけているゲームで、渡辺広大を前線に上げ、後ろをマンツーマンにしたかたちでやっていたので、セカンドボールをとらえられていませんでした。
 しかし、選手のパフォーマンス自体は良かったですし、そこから自分たちのものを創り出し、脅威となれた場面もあります。そこをまずしっかりと、前向きにとらえながらやっていきたいと思います。

■角田選手が負傷で欠場することで、同じポジションに鎌田選手を最終的に選んだ理由を教えてください。
 この試合はアウェイの試合ですから、ディフェンシブにのぞんでいました。鎌田もあそこ(のポジション)でプレー経験がありましたし、実際にいい仕事をしてくれたと思っています。

■特に前半にウイルソン選手が孤立してなかなかシュートまで持っていけないところがありましたが、攻撃面での課題をこれからどう解決していくのか教えてください。
 前にも言いましたが攻撃面での課題はこれからも改善しないといけませんし、まだ時間はかかります。そのなかでも、自分たちはしっかりとボールをキープできたと思っています。
 例えばですが、今日の梁や武藤の攻撃は非常に素晴らしかったと思っています。あとは創造性と、そこでどのように訪れたチャンスを生かしていけるのか、それがこれからの課題だと思います。

■東日本大震災が起きた3月11日の前の試合で、被災地同士の対戦でした。試合前にそのことについて、選手たちに何かお話はされましたか。
 もちろんです。実際に、3月11日が来週の火曜日に訪れるなかで、そのことは選手にはモチベーションを上げ、そしてそのことを忘れさせないために、伝えました。
「今日の試合は特に自分たちのためだけではなく、地震や津波で犠牲になった宮城や福島といった地方の代表として戦うんだ」ということを選手たちに伝えました。